
桜マスは、川へ遡上してすぐ産卵する鮭とは違い、川へ上がってから3〜5ヶ月ほどを川で過ごし、産卵が行なわれるのは9月前後です。その間、川の中では餌も食べずに、そのエネルギーを新しい命の成熟にそそぎます。このための準備として、
桜マスは脂肪を蓄えるために餌をたっぷり食べるので、1〜2月頃から脂がのってきます。その綺麗な魚体に似つかわしく、
身の色も本当に綺麗で、身質の食感はきめ細やかで滑らか。小さくても大きくても美味しいこの魚は、刺身にしても、焼いても美味しく、和洋問わず、春メニューとして、コンフィ、葉包み焼き、幽庵焼き、木の芽焼きなど、ほとんどの料理にご使用いただけます。