鮮魚・水産の仲卸　全国の目利き自慢が選りすぐった旬の魚を産地直送で販売します。【築地網伍】

キハダマグロは体側に黄色みがあるため「黄肌」と呼ばれます。 このマグロは世界中の温帯から熱帯に分布し、群れをなして赤道周辺の海域の表層を東西方向に回遊しています。 マグロ類の中でも最も成長が早く、１年で約50�p、2年で約1ｍに、最大2ｍまで大きくなりますが、 平均して長さ1.5ｍ以下、重さは10ｋｇ〜70ｋｇのものが多く、ほっそりした体をしています。 長距離高速ランナーであるマグロは筋肉、血合肉の塊です。 良質な筋肉である赤身の色はミオクロビンなどの色素タンパクを多く含むため赤く染まり、 この筋肉は運動し続けてもあまり疲れないという特徴があります。 キハダの赤身がメバチなどのように濃い赤色ではなく、薄いピンクなのは、回遊範囲が狭く運動量が少ない為です。 また、熱帯域を中心に生息することから、黒マグロに見られるような、 体温を水温よりも高く維持するためにある奇網があまり発達しておらず、これが脂肪分の少ない赤身になっている理由です。

▲キハダマグロは美しい薄紅色の赤身が美味。

他のマグロとは違い、キハダマグロは生で食べた時に口の中にまとわり付くような独特のねっとり感と上品な甘さで大変人気があります。、 今でも「冷凍マグロは一切使わない」と生マグロにこだわっている職人さんも多く見受けられ、 生の根強い人気は納得のいくところがありますが、その反面、生のマグロは選別が難しく、捌いてみないと身質の良し悪しが分かりません。 特に夏場は漁獲時にマグロが暴れたり、漁獲後に素早く血抜きや冷却などの的確な手当てを行わなかった事により起こる”身焼け”に注意が必要です。 身焼けしたマグロは身肉がフカフカとし美味しくないので、これをお客様に提供すればマグロファンを失いかねません。 弊社ではキハダマグロの目利き20年の大ベテランがしっかりと目利きをした生のキハダマグロを格安で販売致します ので、安心してお召し上がり頂けます。

しっとりとした身に、さっぱりとした味なので、厚めに切ってワサビたっぷりの刺身で食べるのも最高ですが、山掛けや酢味噌和えなどにしても美味しく頂けます。 色鮮やかな赤身は見るからに食欲をそそります。 筋の少ない赤身は和え物や揚げ物に向いていますが、マグロは尾に近い部分ほど筋が多く刺身には不向きのため、 剥き身にしたりします。この筋の多い部分はぶつ切りにして加熱すると、 身がパサつかずにかえって味わいが出ますので煮付けや焼き物に向いています。

日本人は世界一のマグロ好き。美味しいのは当然ながら、栄養が非常に豊富な事が、マグロが昔から日本人に愛されてきた理由でしょう。 マグロのタンパク質には体内では合成されない必須アミノ酸が豊富で、この良質なタンパク質はトロより赤みに多く含まれています。 更に脂身の少ないキハダは非常に低脂肪低カロリー、何とカロリーはトロの３分の１しかありません。 ビタミンＢ６やパントテン酸が栄養素の代謝を助けるので美容にも効果大！ マグロに含まれるＥＰＡは、悪玉コレステロールを沈着させず、 不飽和脂肪酸がそれを調整する事で血液をきれいにし、血栓を予防してくれます。 更にタウリンが血圧、血中コレステロールを下げて動脈硬化を防止し、鉄分やビタミンＢ12は貧血の予防、解消に役立ちます。 肝臓の働きを助けるメチオニン、シスチンなどのアミノ酸がたっぷり含まれ、神経や筋肉の機能を助けるカリウムも豊富。 更に脳を活性化させるＤＨＡも多く含まれています。 マグロを緑黄色野菜と一緒に食べればもう完璧な食品と言えます。特に資質の少ないキハダマグロは優良食品なのです。

最小ロット　：　5ｋｇより承ります。 ●キッチンペーパーで包んで空気を遮断しておけば、1週間以上色目の持ちがございます。 ●鮮度保持の為、皮と血合いは付いておりますが、刺身歩留まり95％レベルなので、是非お刺身やお寿司でお使い下さい。

キハダマグロは、とれとれ情報4月17日版でも紹介しております。 ※相場により価格は変動致します。詳しくはお問合せ下さい。 株式会社　築地網伍 ＴＥＬ　０３−５４０２−３３５６ ＦＡＸ　０３−５４０２−３３９６ MAIL　お問い合わせフォーム